朝起きたときが一番つらいのはなぜ? 痛みの感じ方と「体内リズム・自律神経」という視点
「朝、起きた瞬間が一番つらい…」
「日中は平気なのに、時間帯によって痛みの感じ方が違う気がする」
「朝がつらくて、夕方になると少しラク」——そんなふうに、時間帯で痛みの感じ方が違う気がすることはありませんか。実はそれ、気のせいや気合い不足ではなく、「痛みの感じ方の1日のリズム(体内リズム)」が関わっているのではないか、という見方があります。この記事では、研究で注目されるその視点と、リズムを味方につける過ごし方をご紹介します。
はじめに大切なこと:本記事は一般的な情報提供で、医療行為・診断ではありません。ここで紹介する研究は健康な方を対象にした小規模なもので、同じことがすべての方・すべての痛みに当てはまるわけではありません。夜間や明け方に痛みで目が覚める・安静にしていても強く痛む・だんだん悪化する・発熱や体重減少をともなうときは、炎症性の病気や内臓の病気などが隠れていることもあり、まず医療機関にご相談ください。睡眠のお薬を使っている方・持病のある方は主治医の指示を優先してください。感じ方には個人差があります。
1. 痛みの感じ方には「1日のリズム」がある?
健康な方を対象にした研究では、痛みの感じやすさ(感受性)が時間帯によって変化すると報告されています。
- 最も痛みを感じやすいのは、早朝(明け方4時ごろ)とされています。
- 感じにくいのは、夕方(16時ごろ)とされています。
- 自律神経(交感神経)の活動も時間帯で変わる(朝に低め・夜に高めなど)ことが報告されています。
私たちの体には、睡眠・ホルモン・自律神経などをつかさどる「体内時計」があります。このリズムが、痛みの感じ方にも関わっているのではないか、という見方です。「朝がつらい」のは、あなたが弱いからではなく、体の自然なリズムも影響しているのかもしれません。
2. 「朝がつらい」には、もう一つの理由も
さらに朝は、夜のあいだの“動かない時間”も重なります。眠っているあいだは長く同じ姿勢が続き、筋膜のすべりが落ちてこわばりやすい、と考えられています。
つまり「朝のつらさ」は、体内リズム(痛みを感じやすい時間帯)と夜の動かない時間(筋膜のこわばり)が重なって生まれている可能性があります。どちらも、少しの工夫でやわらげていけるかもしれません。
3. リズムを味方につける過ごし方
- 朝は、いきなり動かない:布団の中で手足をグーパー、ひざを軽く抱えるなど、やさしく動かしてからゆっくり起き上がりましょう。
- 日中(痛みを感じにくい時間帯)に体を動かす・ケアを:無理のない範囲で、動きやすい時間に。
- 夜は“アクセル”をゆるめる:ぬるめのお風呂、寝る前のスマホ控えめ、吐く息長めの呼吸などで、自律神経を休息モードへ。睡眠の質が、翌朝のラクさにつながります。
💡 起き抜けの“布団の中”1分ケア
1. あお向けのまま、手と足をゆっくりグー・パー、足首を上下に。
2. 両ひざを軽く抱えて、腰をやさしくゆらします。
3. 体が目覚めてきたら、ゆっくり横向きになって起き上がります。
※強い痛み・しびれ・めまいがあるときは無理をせず、動きは痛くない範囲で。
4. リズムとつき合う+筋膜を整える
時間帯によるつらさに加えて、固まってしまった筋膜のこわばりも重なっているなら、筋膜のすべりをやさしく整えておくことで、朝のつらさとつき合いやすくなるかもしれません。SOIL²の「筋膜セラピー」は、強い刺激ではなく、やさしいタッチで全身のつながりを整えていくことを目指す施術です(感じ方には個人差があります)。
まとめ:朝のつらさは「弱さ」ではなく、体のリズム
時間帯で痛みの感じ方が違うのは、気のせいでも気合い不足でもありません。体内リズムと自律神経、そして夜の動かない時間——そんな視点をもつと、朝の過ごし方・夜の過ごし方に、できる工夫が見えてきます(個人差があります。夜間・安静時の強い痛みや、悪化する痛みがあるときは、まず医療機関にご相談ください)。
植物が昼と夜のリズムの中で育つように、私たちの体にも自然なリズムがあります。そのリズムにそっと寄り添い、筋膜をやさしく整えていく——それが、朝を少し軽く迎えるための一歩になるかもしれません。朝のつらさがくり返す方は、ぜひ一度ご相談ください。ご来店を心よりお待ちしています。
▶ あわせて読みたい
▼ こちらの記事もどうぞ
※本記事は健康に関する一般的な情報提供であり、特定の効果を保証するものではありません。紹介した研究は健康な方を対象にした小規模なもので、同じことがすべての方・すべての痛みに当てはまるわけではありません。夜間・明け方に痛みで目が覚める、安静時に強い痛みがある、だんだん悪化する、発熱・体重減少をともなうなどのときは、まず医療機関を受診してください。睡眠薬を使っている方・持病のある方は主治医の指示を優先してください。感じ方には個人差があり、本記事は医療行為・診断に代わるものではありません。
痛みやしびれがあるのに、原因が見えないと不安になりますよね。
当サロンでは、丁寧なカウンセリングと全身の筋膜チェックを通して、あなたに合った施術を提案します。
まずは初回体験から、お体の状態を一緒に確認してみませんか?
この記事へのコメントはありません。