「揉んでもすぐ戻る」のはなぜ? 筋膜の硬さと「糖化(AGEs)・血糖」という食事の視点

身体の悩み

「マッサージや整体に行っても、数日するとまた体がガチガチに戻ってしまう…」
「ケアを受けても、やわらかさが長続きしない」

外側から筋膜(ファシア)をていねいにゆるめても、数日で戻ってしまう——。その背景には、施術でゆるむ「外側」だけでなく、「体の内側(食事・栄養)の状態」も関わっている可能性があると考えられています。この記事では、近年注目されている「筋膜の糖化(とうか/AGEs)」と血糖という食事の視点をご紹介します。(外側からの視点はこちらの記事もどうぞ。)

はじめに大切なこと:この記事は一般的な食生活の情報で、病気の診断・治療や特定の食事療法をすすめるものではありません。糖尿病など血糖の持病がある方、お薬を飲んでいる方、妊娠中・授乳中の方、成長期のお子さま、食事制限を受けている方は、自己判断で食事を大きく変えず、まず主治医・管理栄養士にご相談ください。血糖が気になる・強い疲労や体重変化がある場合も、医療機関での確認をおすすめします。効果の感じ方には個人差があります。

1. 筋膜はコラーゲン組織。「糖化」で硬くなりやすい?

筋膜(ファシア)は、コラーゲンやエラスチンといった線維と、その間を満たす水分・ヒアルロン酸でできています。甘いものや炭水化物をとりすぎて血糖値が急に上がる状態(いわゆる「血糖スパイク」)がくり返されると、血液中の余分なブドウ糖がコラーゲンなどのタンパク質と結びつく「糖化(AGEs)」という反応が起こると言われています。

糖化したコラーゲンは、パンがこげて硬くなるように、しなやかさを失って硬く変性しやすいと考えられています。線維どうしが過剰に“架橋(クロスリンク)”して、すべりにくくなる——これが「ゆるめてもすぐ戻る」ことの一因になっているのではないか、という見方です。

  • しなやかな筋膜:弾力があり、組織どうしがなめらかに滑り合いやすい。
  • 糖化が進んだ筋膜:硬く張りつきやすく、すべりが低下しやすいと考えられる。

2. 糖化を抑え、しなやかさを保つ食事の工夫(3つ)

施術で整えた状態を保ちやすくするための、今日からできる一般的な食生活のヒントです。無理なく、できる範囲で取り入れてみてください(持病・服薬・妊娠中の方は事前に専門家へご相談を)。

① 未精製の穀物を選んでみる

白米・食パン・清涼飲料水などの精製糖質は、血糖値を一気に上げやすいとされます。主食を玄米・雑穀米・オートミール・もち麦など食物繊維の多いものに置きかえると、血糖値の上がり方がゆるやかになりやすいと言われています。

② 「ダラダラ食べ」を見直す

常に甘いものを口にしていると、血糖やインスリンが動き続けやすいとされます。食事のリズムを整え、間食を少し控えめにするのも一つの方法です。ただし、欠食や極端な空腹は体調を崩すことがあり、すべての人に向くわけではありません。とくに糖尿病・低血糖のある方、妊娠中・成長期の方は、食事を抜く前に必ず専門家にご相談ください。

③ 抗酸化・抗糖化が期待される食材をプラス

緑黄色野菜(ブロッコリーなど)・ベリー類・緑茶・オリーブオイルなどに含まれるポリフェノールなどの成分は、体内の酸化・糖化ストレスへのはたらきが研究で注目されています。いつもの食事にプラスする意識から始めてみましょう。

3. 外側(筋膜ケア)×内側(食事)という視点

SOIL²の「筋膜セラピー」は、固まった筋膜のすべりを外側からやさしく整えることを目指す施術です。そのうえで、食事(血糖との付き合い方)という内側にも目を向けていくと、整えた状態を保ちやすくなるのではないか、と考えています。どちらか一方ではなく、両方からゆるやかに取り組んでいくイメージです(変化の感じ方には個人差があります)。

まとめ:ゆるめた状態を保つ、食事という視点

「ゆるめてもすぐ戻る」のは、ケアが足りないからだけとは限りません。外側からの筋膜ケアとあわせて、血糖とゆるやかに付き合う食事に目を向けていくことが、しなやかさや疲れにくさを保つことにつながる可能性があります(個人差があります。持病・服薬中・妊娠中の方は専門家にご相談ください)。

土をやわらかく耕し、水と養分を届けると作物が育つように、体も外側のケアと内側の栄養の両方で、少しずつ整いやすくなっていきます。ケアの効果が長続きしないとお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。ご来店を心よりお待ちしています。

LINEで相談・予約する お問い合わせフォーム

※本記事は健康・食生活に関する一般的な情報提供であり、特定の効果・食事療法を保証・推奨するものではありません。糖尿病など血糖の持病がある方、服薬中の方、妊娠中・授乳中の方、成長期のお子さま、食事制限を受けている方は、自己判断で食事を大きく変えず、まず主治医・管理栄養士にご相談ください。欠食や極端な食事制限は体調を崩すことがあります。感じ方には個人差があり、本記事は医療行為・診断に代わるものではありません。

「どうにかしたいけど、何が合うのかわからない」

痛みやしびれがあるのに、原因が見えないと不安になりますよね。
当サロンでは、丁寧なカウンセリングと全身の筋膜チェックを通して、あなたに合った施術を提案します。

まずは初回体験から、お体の状態を一緒に確認してみませんか?

相談してみる
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事一覧

目次