夕方になると頭が重い・目の奥が痛む……。緊張型頭痛・眼精疲労と「後頭下筋群・帽状筋膜」のつながり
「パソコン作業が続くと、夕方から頭全体が鉢巻きで締め付けられるように重だるい……」
「目の奥がズキズキして集中できない」
「首の根元を押すと、頭に響くような痛みが走る」
デスクワークの方を悩ませるこうした症状の多くは、「緊張型頭痛」や「眼精疲労」と呼ばれるものです。頭痛薬や首の湿布でしのいでいても、時間が経つとまた同じ痛みが戻ってきやすい——そんな経験はありませんか。
その背景の一つとして、頭から首すじをすっぽり覆う筋膜のネットワーク——「帽状筋膜(ぼうじょうきんまく)」と「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)を包む筋膜」が固まり、まわりの神経や血管を圧迫していることが関わっていると考えられています。この記事では、その関係と、SOIL²の「筋膜セラピー」の視点をご紹介します。
はじめに大切なこと:頭痛には、片頭痛のほか、まれに医療機関での対応が必要なもの(急に始まる激しい頭痛、しびれ・まひ・発熱・視力の異常をともなうものなど)もあります。これまでにない強い頭痛や、症状が続く・悪化するときは、まず医療機関(脳神経内科・頭痛外来・眼科など)にご相談ください。つらいときの頭痛薬は無理にがまんせず、自己判断でお薬を中止しないでください。本記事は医療行為・診断ではなく、施術の考え方のご紹介です(感じ方には個人差があります)。
1. 頭皮と首すじは「一枚の筋膜フード」でつながっている
おでこから頭頂部、後頭部にかけては、「帽状筋膜」という丈夫な膜が頭蓋骨を覆っています。この帽状筋膜は、後頭部で首の根元にある「後頭下筋群」を包む筋膜へと、切れ目なくつながっていると考えられています。いわば、頭から首にかけてピタッとした“筋膜のフード”を被っているようなイメージです。
画面を長く見つめる姿勢(あごが前に出るストレートネック姿勢)が続くと、頭を支える首の根元の後頭下筋群が緊張し続けます。同時に、目の酷使で後頭部まわりの筋膜も疲れやすくなり、層の間のヒアルロン酸が固まってすべりが低下する(「高密度化」)——こうした状態が起こりやすいと考えられています。
2. 神経の“通り道”が狭くなりやすい
後頭部から頭頂部へは、頭皮の感覚にかかわる神経(大後頭神経・小後頭神経など)が、後頭下筋群や帽状筋膜のあたりを通り抜けるように伸びていると言われています。
後頭部や頭皮の筋膜が固まると、この神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されやすくなると考えられています。これが、頭全体の締め付け感や、目の奥の重さ、ズキズキとした緊張型頭痛につながる一因ではないか、という見方です。
3. 固まった“頭のフード”に向き合う「筋膜セラピー」の考え方
SOIL²の「筋膜セラピー」は、痛みを一時的に抑えるのではなく、神経や血管のまわりで固まっている「後頭下筋群」や「帽状筋膜」のすべりを、やさしく整えることを目指す施術です。次のような視点で、筋膜にはたらきかけます。
- 後頭部〜首すじをゆるめる:後頭部の固まったポイントに、ていねいな圧とあたたかい摩擦を加え、固まったヒアルロン酸をやわらげ、すべりを取り戻すことを目指します。
- 頭皮の引きつれをやわらげる:帽状筋膜のつっぱりをゆるめ、頭皮全体の動きやすさにアプローチします。
- 神経まわりの圧をゆるめる:筋膜の圧迫がやわらぐと、頭の締め付け感や目の奥の重さがやわらぎ、頭がスッと軽く感じられる方もいます(個人差があります)。
施術後に一時的な軽いだるさを感じることもありますが、しばらくかけて筋膜のすべりが整っていくと考えられています。
まとめ:痛み止めに加えて、“固まったフード”をゆるめるという視点を
夕方の頭の重さや目の奥の痛みは、我慢や薬だけでやり過ごすしかないものとは限りません。頭から首を覆う「筋膜のフード」が固まっているとしたら、そのすべりを整えることで、ラクさにつながる可能性があります。(つらいときのお薬は大切です。自己判断でやめず、気になる症状が続くときは医療機関にもご相談ください。)
土をやわらかく耕すと根が張れるように、固まった筋膜がすべりを取り戻すと、頭や目まわりも少しずつ軽さを思い出していきます。デスクワークの頭痛・眼精疲労が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。ご来店を心よりお待ちしています。
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※本記事は健康・施術に関する一般的な情報提供であり、特定の効果を保証するものではありません。頭痛・眼精疲労には医療機関での診断・治療が必要なものも含まれます。これまでにない強い頭痛・突然の頭痛・しびれ・まひ・発熱・視力の異常などがある場合や、症状が続く・悪化する場合は、まず医療機関(脳神経内科・頭痛外来・眼科など)にご相談ください。持病・服薬のある方は自己判断で治療・お薬を中止せず、医師にご相談ください。感じ方には個人差があり、本記事は医療行為・診断に代わるものではありません。
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