手足が氷のように冷たい……。カイロで温めてもすぐ冷える冷え性と「浅筋膜・毛細血管のめぐり」
「冬はもちろん、夏のエアコンでも手足が氷のように冷たい」
「厚手の靴下にカイロを貼っても、表面が温まるだけで芯から冷えている」
「お風呂で温まっても、布団に入る頃には足先が冷え切っている」
慢性的な冷えに悩む方の多くは、入浴・カイロ・温かい飲み物など「外から温めるケア(温活)」をがんばっています。それでも、温めるのをやめた瞬間にまた冷えに戻ってしまう——なぜでしょうか。
その背景の一つとして、体の中で熱と血液を運ぶ「毛細血管のめぐり」が、皮膚のすぐ下にある「浅筋膜(せんきんまく)」の固さによって滞っていることが関わっていると考えられています。この記事では、その関係と、SOIL²の「筋膜セラピー」の視点をご紹介します。
はじめに大切なこと:強い冷えの背景には、甲状腺の機能低下・貧血・末梢の血管の病気・レイノー現象(指先が白→紫→赤に変わる)・膠原病など、医療機関での診断・治療が必要なものもあります。指の色が白や紫に変わる・しびれや痛みをともなう・急に片側だけ冷たくなる・冷えが強く続くときは、まず医療機関(内科・循環器内科・皮膚科・膠原病内科など)にご相談ください。本記事は医療行為・診断ではなく、施術の考え方のご紹介です(感じ方には個人差があります)。
1. 皮膚のすぐ下「浅筋膜」に、たくさんの毛細血管が通っている
皮膚のすぐ下には、皮下脂肪層を包む「浅筋膜」というやわらかい膜の層があります。この浅筋膜の中には、皮膚や手先・足先へ血液を届ける毛細血管のめぐり(微小循環)が数多く通っていると考えられています。心臓から送り出された温かい血液は、この通り道を経て手足の末端まで運ばれ、体温を保つのに役立っています。
ところが、運動不足や長時間の同じ姿勢(不動)、ストレス、自律神経の乱れなどが重なると、浅筋膜の層のあいだのヒアルロン酸が固まり、すべりが低下しやすくなります(「高密度化」)。
2. 浅筋膜が固まると、毛細血管が押し縮められやすくなる
浅筋膜が固まると、その中を通るやわらかく繊細な毛細血管が押し縮められやすくなると考えられています。すると、外からカイロで温めても、内側から末端へ温かい血液が届きにくく、「温めてもすぐ冷える」「芯から冷たい」という状態につながる一因になるのではないか、という見方です。
さらに、めぐりが滞ると、手足のむくみ、お肌の乾燥、疲れやすさなどにもつながりやすいと考えられています。
3. 浅筋膜のめぐりに向き合う「筋膜セラピー」の考え方
SOIL²の「筋膜セラピー」は、固まってめぐりを妨げている浅筋膜のすべりを、やさしく整えることを目指す施術です。次のような視点で、筋膜にはたらきかけます。
- 手足・手首・足首まわりの筋膜をゆるめる:固まったポイントに、ていねいな圧とあたたかい摩擦を加え、固まったヒアルロン酸をやわらげ、すべりを取り戻すことを目指します。
- めぐりの通り道をととのえる:筋膜の圧迫がやわらぐと、押し縮められていた毛細血管の通り道が広がりやすくなり、めぐりがうながされやすくなると考えられています。
- あたたかさの感じ方の変化:施術中から手先・足先がポカポカと感じられる方や、冷えを感じにくくなったと感じる方もいます(個人差があります)。
施術後に一時的な軽いだるさを感じることもありますが、しばらくかけて筋膜のすべりが整っていくと考えられています。
まとめ:温活に加えて、“めぐりの通り道”を整えるという視点を
手足の冷えは、温活だけでやり過ごすしかないものとは限りません。外から温めるケアはとても大切ですが、あわせて浅筋膜のめぐりの通り道を整えていくことで、内側からのあたたかさにつながる可能性があります。(強い冷えや、指の色の変化・しびれが続くときは、まず医療機関にご相談ください。)
土をやわらかく耕すと水がしみ込み、すみずみまで行き渡るように、固まった浅筋膜がすべりを取り戻すと、体は少しずつめぐりを思い出していきます。手足の冷えが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。ご来店を心よりお待ちしています。
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※本記事は健康・施術に関する一般的な情報提供であり、特定の効果を保証するものではありません。強い冷えの背景には、甲状腺・貧血・末梢の血管の病気・レイノー現象・膠原病など医療機関での診断・治療が必要なものも含まれます。指の色の変化・しびれ・痛み・急な片側の冷えや、冷えが強く続く場合は、まず医療機関(内科・循環器内科・皮膚科・膠原病内科など)にご相談ください。感じ方には個人差があり、本記事は医療行為・診断に代わるものではありません。
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