しびれにも筋膜セラピーは効果的
しびれに対する筋膜アプローチについて
慢性的な不調というと「痛み」が注目されがちですが、
しびれや感覚の違和感といった症状に悩まされている方も少なくありません。
整形外科では、しびれに対して内服薬での対応が一般的に取られることが多いと思います。
薬が効果を発揮する方もいれば、なかなか症状が治まらないと感じる方もいらっしゃいます。
接骨院などへ相談に行かれるケースもよく見られます。
もちろん、そうした方法で改善される方もいらっしゃいます。
しかし私は、しびれに対しても「筋膜」に着目した施術によって、症状の改善を目指しています。
なぜ「筋膜」なのか
筋膜は筋肉を包むだけでなく、神経や血管を保護し、支える構造をしています。
そのため、筋膜に癒着や滑りの悪さといった異常があると、
神経に対するストレスが増し、しびれや感覚の変化を引き起こす要因となることがあります。
筋膜の機能を整えることで、神経への負担を減らし、しびれの軽減につながると考えられています。
ケース紹介(※ご本人の了承を得て掲載しています)
Hさん(専業主婦)は、手首の骨折後に手術を受け、
その後から腕のしびれが続いているというお悩みを抱えて来院されました。
「病院でのリハビリは終わったけど、運動を続けても症状が変わらない」とご相談いただきました。
カウンセリングと施術の方針
お話を詳しく伺う中で、今回は手術後の固定(不動)による影響に注目しました。
長期間の固定により、筋膜の滑走性が低下し、筋膜の機能異常が起きている可能性があると考えました。

Hさんの場合は、手首の固定による筋膜の問題が、腕全体へ波及しているという仮説に基づいて施術を開始しました。
しびれの評価と変化
しびれは常に感じている状態であり、加えて首を傾けたときの痛みも確認できたため、
この2つを症状の指標として施術を進めていきました。
1回目の施術直後から変化が見られたため、同じ方針で継続。
3回目の施術後には、持続的なしびれの軽減が見られました。
【手術後の腕のしびれ】
- ・年齢・性別:80歳代・女性
- ・主訴:腕のしびれが治まらない
- ・施術頻度と回数:週1回 × 5回
※当サロンの施術は疾病の治療を目的とした医療行為ではありません。
※効果には個人差があります。
結果として、「しびれが軽くなり、気にならない時間がほとんどになった」とのご報告をいただきました。
まとめ
しびれの症状が長く続き、なかなか改善しない場合、
筋膜の異常が影響している可能性があります。
そのようなケースでは、筋膜を整えることで、
しびれの軽減や再発の予防につながることが期待されます。
原因は、必ずしも症状の出ている部位にあるとは限りません。
丁寧にお話を伺い、全身の筋膜を確認しながら、根本の要因を見極めていくことが重要です。
しびれや違和感でお困りの場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
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